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企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用商品選択ポイント~前半戦

企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用商品選択に向けては説明するポイントが多いため前半戦と後半戦の2回に分けて考察します。前半戦では「商品カテゴリーごとの違い」「ドル・コスト平均法」「運用割合」について考察します。


運用商品カテゴリーごとの違い


既にUPした企業型DCにおける運用商品を考える記事でも記載しましたが、企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用商品カテゴリーは主に以下の様に分類されます。

・元本保証型
・国内株式
・国内債券
・外国株式
・外国債券
・その他

それぞれの分類の違いは何かを簡単にまとめたのが以下です(図はクリックすると拡大表示できます)。


■ざっくり商品ポジショニング
運用商品ごとのポジショニング

上記の通り、分類によってリスクやリターンは異なります。
具体的なイメージだと、このような形です。
株式と債券のリターン推移
【出典】
日本経済新聞:投資は「違う値動き」を組み合わせる 株式+債券+…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO6858627028012021000000/

この通り、株式の方が幅が大きく、2021年2月時点ではむしろ上昇していますが、2020年3月には新型コロナウイルスの影響で一時的に暴落しています。
それぞれの分類の特徴を踏まえ、運用割合を考える必要があります。

ドル・コスト平均法


一方で、企業型DCの運用は、ドル・コスト平均法と呼ばれる運用になります。
ドル・コスト平均法は月々決まった金額分を購入するため、長期運用に向いていると一般的に言われます。

ドルコスト平均法.png
【出典】
ザイ・オンライン:積み立て最大のメリット「ドルコスト平均法」とは?
https://diamond.jp/articles/-/133725

運用商品の割合は年代に応じて設定する


この点を踏まえると、ゴールである60歳に向けた、年代を踏まえ割合を設定することが必要になります。

「株式はどこかのタイミングで値崩れすることがあることを踏まえる」
「ドル・コスト平均法での運用なので、値崩れしても将来的には取り返せる」

といったポイントを踏まえ、自身の年齢を踏まえた設定が良いのでは…と私は思います。
例えばでいうと、以下のようなイメージです。

年代別の運用割合案

もちろん運用方針は個人が自己責任で決めるべきで、私の実際の運用割合も上記とは異なります。
(本記事公開の段階だと株式に比重を寄せていて、ある程度リスクを取ってリターンを狙う運用割合になっています。)


ただ、運用方針をあらかじめ決めた上で商品を選択することは非常に重要だと思います。
選択の際は、それぞれの商品特徴を踏まえて各分類の割合を決めてみましょう。


そして商品選択には、上記の分類と別に、もう1点意識しておくポイントがありますが、後半戦でその内容に触れてみたいと思います。

後半戦は以下
企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用商品選択を考える~後半戦

著者:gnc21
東京都在住。Webサイト・スマートフォンアプリのデータ計測支援や分析業務を行う会社員。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。

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