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2022年4月に追加された運用商品へのスイッチングを実施

会社の企業型確定拠出年金(企業型DC)で、2022年4月から新しい運用商品が追加されました。内容を見ると運用方針はほぼ変わらずに信託報酬が既存の商品より安くなっていたので、スイッチングを行いました。

新たに追加された運用商品について


私の会社の場合、企業型DCの運営機関は三菱UFJ信託銀行ですが、会社と運営機関での協議を通じ、2022年4月から新たな運用商品追加に至った模様です。実際に追加された運用商品を見てみると、まずはターゲットイヤー型の運用商品が追加されました(赤枠の商品が該当)。
2022年4月に追加された運用商品_ターゲットイヤー型商品
ターゲットイヤー型の運用商品は、企業型DCの運用終了年に合わせ、株式と債券のバランスを一定の割合で調整をしてくれる商品です。
運用終了がしばらく先の場合は債券型商品よりも株式型商品の比率が高く、運用終了が近付くにつれ債券型商品の比率が上がっていきます。
詳しくは以下のURLが参考になると思います。iDeCoを対象にしている記事ですが、企業型DCでも考え方は一緒になります。
iDeCoでほったらかし運用?! 「ターゲットイヤーファンド」の実力とは(MORNINGSTAR)

そして、国内株式型および海外債券型の商品も追加となっていました。
2022年4月に追加された運用商品

これを見ると、国内株式型商品では、

  1. 既存の「三菱UFJ DC国内株式インデックスファンド」の信託報酬は0.220%
  2. 新規追加の「三菱UFJ DC年金インデックス(国内株式)」の信託報酬は0.154%

この様に、運用方針がほぼ変わらないにも拘わらず、信託報酬はより安くなっています。

外国債券型商品でも、

  1. 既存の「DCダイワ外国債券インデックス」の信託報酬は0.253%
  2. 既存の「DCダイワ新興国債券インデックスファンド」の信託報酬は0.572%
  3. 新規追加の「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」の信託報酬率は0.154%
  4. 新規追加の「iFree 新興国債券インデックス」の信託報酬率は0.242%

上記の通り、それぞれ信託報酬はより安くなっています。
信託報酬について触れておくと、簡単に言えばその商品を運用する際に必要となる手数料です。
信託の引き受けに対する対価として受託者に対して支払われる報酬。
一般に年金資産の管理・運用に対する報酬である「固有報酬」と業務委託契約に関する報酬である「業務委託報酬」に分かれている。

信託報酬(企業年金連合会)

私はパッシブ型商品(インデックスファンド型の商品)の場合、信託報酬は非常に重要だと考えています。運用対象がほぼ変わらない状態で信託報酬がより安くなっているのであれば、スイッチングをしない理由は特に思い当たりません。既存の運用商品を売却し、新規の運用商品を購入する形で早速スイッチングをしました。

スイッチングした後の拠出額ポートフォリオ


今回はスイッチングを行ったとはいえ、新旧の商品を入れ替える形にしているので、全体のポートフォリオはスイッチング前とは変わりません。

  1. 外国型株式商品に70%
  2. 先進国対象REIT商品に10%
  3. 国内型株式商品に10%
  4. その他(債券型・バランス型など)に10%

上記の通り、まだ外国型株式商品に大半を寄せる形にしています。直近では金利引き締めが始まるなどの声も聞こえていますが、株価が下がったタイミングで購入できる機会、という考え方なので50代に入るまではこのポートフォリオを基本軸として運用していきます。株価がそれほど下がらない、あるいは逆に上振れしてしまったら、その上振れ分だけは債券型に振るかもしれないですが。

4月の本ブログへのアクセス状況について


そして最後に4月に入ってからの本ブログのアクセス状況に触れますが、4月に入り1週間はアクセスが急増しました。
220410_traffic.jpg
このアクセス状況は非常に分かりやすく1日からアクセスが上昇、そして8日になって落ち着きました。背景を考えると、新社会人が新卒研修で企業型確定拠出年金の説明があり、かつ短期間で関連書類の提出を求められたのでネットで調べてみた、という流れではないか?と感じています。個人的には、3月の段階で案内資料や動画案内をするなど、確定拠出年金について調べる機会を用意しても良いのでは…とは思います。まぁ3月は学生時代最後、という事で結局は入社してからでないと真剣に考えられないかもしれないですが。

最後に全くこの記事と関係ない話になりますが、この記事はDAZNで千葉ロッテマリーンズとオリックスバッファローズの試合を見ながら作っていました。結果、佐々木朗希投手の完全試合達成を見ることができました。13人連続奪三振といい、本当に感動しました。佐々木朗希投手そして千葉ロッテファンの皆様、おめでとうございます。

著者:gnc21
東京都在住。本業はWebサイト・スマホアプリのデータ計測支援や分析業務を行うアナリスト。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。