2021年8月末時点の資産評価額構成比と運用実績

今回は8月末時点の運用実績について取りまとめたいと思います。8月は海外だとFRPパウエル議長が「直近での金利上昇は考えていない」と発言したことで米国などの株式は上昇傾向でしたが、その影響もありプラスに推移する形でした。


2021年8月末の運用商品カテゴリー別の資産評価額構成比


まずは所有する各運用商品カテゴリーの資産評価額構成比を、7月末時点と比較します。

2021年8月末時点の資産評価額構成比
大きく変化はない状況ですが、「外国株式」が60%を超え、そして「その他」が若干ながら増えています。「その他」が増えた理由ですが、先月リバランスを行い、REIT商品(簡単に言えば不動産投資系の商品)の拠出割合を増やしたからです。今後は「その他」の割合が徐々に増えていく想定で、年末には7~8%になるのでは、と思っています。

具体的には「三菱UFJ<DC>先進国REITインデックスファンド」という商品を1%→12%に変更してます。その理由などは過去の記事でまとめたので、興味があればご覧ください。
「REIT」商品について調査、不動産投資について考える(2021/8/8)

2021年8月末の運用実績(損益率スコア)


次に、8月末時点の損益率スコアについてです。
2021年8月末時点の確定拠出年金損益率スコア
※実績管理を本格的に開始した2020年12月末の損益率を「1」として作成した損益率の推移グラフ

7月末は2021年になり初めて損益率が下落したのですが、8月は回復しました。そして昨年末時点から比較すると、損益率は倍となりました。昨年末からリバランスやスイッチングを通じて全体的なポートフォリオの構成を見直すなど着手してきましたが、結果に表れてくれて嬉しい限りです。
ただ、7月からの回復に限って言うと、要因は先月実施したリバランスが起因した訳ではなく、7月末の下落要因であった新興国を対象にした外国株式商品が復調したこと、そして先進国を対象にした外国株式商品が堅調に上昇したことが要因、と考えています。
これを踏まえると、少し下落したくらいであれば慌てずに復調を待つ事が適切な運用なのだと感じます。企業型確定拠出年金やiDeCo、つみたてNISAなどの長期的な積立投資はこの姿勢が大事ですね。

なお、8月における株式市場動向は金融系サイトなどで公開されているので、動向を詳しく知りたい方は以下URLからご覧ください。

先月のマーケットの振り返り(2021年8月)(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)

そして株式といえば、昨日になり菅首相が総裁選不出馬を表明したことで、国内株式は久しぶりに2万9千円台になりましたね。多くのメディアでもこの上昇が取り上げられていますが、その中にはこんな予測をするメディアも。
日経平均は3万6000円視野か、混乱再来か-ポスト菅時代へ思惑交錯(2021/9/4 Bloomberg)

…なのですが、個人的にはこの手の記事に踊らされない方が良いかな、と思います。急激な上昇はその後急激な下落も当然あり得ますし、国内株式市場は残念ながら未だに1989年12月29日の3万8957円を超えたことがない、という事実もあります。もちろん国内の経済にかかわる一人として「国内の経済を成長させられてないじゃないか。それで良いのか」という自省はありますが、楽観的な見方は難しいな、と思っています。

日本経済新聞記事の紹介


最後になりますが、本日の日本経済新聞で、以下の記事がアップされています。
確定拠出年金、株運用で強み 税優遇効果生かしやすく(2021/9/4 日本経済新聞)

日本経済新聞では度々確定拠出年金についての記事がアップされるのですが、非常に分かりやすいです。さすが経済新聞…。
今回の記事だと「元本確保型商品の問題点と運用利回りに与える影響」「長期による株式型商品の運用のメリット」などに触れられていて、自身の運用見直しの参考になる点が多いです。全文を確認するには会員登録が必要になりますが、運用見直しを検討されている方は目を通してみると良いかもしれません。

著者:gnc21
東京都在住。Webサイト・スマートフォンアプリのデータ計測支援や分析業務を行う会社員。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。