2021年10月末時点の企業型DC資産評価額構成比と運用実績

今年も残すところであと2か月を切りましたが、ここ数日は米国、国内ともに市場全体の株価は上昇トレンドですね。そのトレンドが起きる少し前の段階ですが、10月末の企業型DCの運用実績を振り返りたいと思います。


10月末時点における運用商品カテゴリー別の資産評価額構成比


商品カテゴリー別の資産評価額構成比の前月からの主な変化トピックとしては、外国株式とその他の構成割合上昇です。
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毎月の拠出額は7月末に行ったリバランスで外国株式に70%程度、外国REITに12%、国内株式に11%、残りは各商品に1%という状態にしたので、外国株式とその他の割合が上昇している点は狙い通りではあります。9月末時点の実績では外国株式の評価額割合が上昇せずに終わりましたが、10月になり米国株式が好転しました。

10月末時点の運用実績(損益率スコア)


そして毎月経過を見守っている損益率も、10月末には急上昇しました。
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※実績管理を本格的に開始した2020年12月末の損益率を「1」として作成した損益率の推移グラフ

9月末に初めて下落する推移になりましたが、特にスイッチングは行わず、ほったらかしにしました。10月の外国株式は米国を中心に株価が上昇してこの結果となりましたが、8月末を上回る損益率になり安心してます。今後にまた下落するタイミングはある筈ですが、焦ってスイッチングをせず、今回の様に経緯を見守る運用で問題なさそうだと再確認できたと思っています。

なお10月の市場動向は以下URLで詳細を確認頂けたら、と思いますが、国内に関しては若干下落しています。衆議院選挙終了後の日経平均株価は順調に上昇しており、また11月は7-9月の決算発表を多くの企業が行うので、その点も注目しています。そしてREITはグローバルの指数のみが確認できますが、実はこの6か月ではNYダウを上回る上昇率である点もトピックの一つですね。
先月のマーケットの振り返り(2021年10月 三井住友DSアセットマネジメント株式会社)

企業型DC加入者の運用利回り平均値推移


最後に、この運用実績報告でたびたび紹介させてもらっている「データで見る確定拠出年金」の資料内容を紹介したいと思います。10月末の最新資料では過去からの運用利回り平均値の推移が掲載されていました。
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引用:「データで見る確定拠出年金」(三菱UFJ信託銀行 2021/10/29)
※スマートフォンで閲覧している場合はピンチアウト(指2本で広げる)してご覧ください

この資料を見ると、2020年11月を境に平均値、中間値いずれも上昇トレンドになってますね。過去を振り返ると、その時期から海外・国内ともに株価が上昇していたので、その影響を受けたこと、また、この時期頃から貯蓄を投資に回す、というニュース記事も増えてきていたかと記憶しています。それらが重なってのこの推移かと思います。
ただ企業型DC、そしてiDeCoと確定拠出年金は自身で運用を考えて実行する制度である以上、加入者全体で利回りが上昇することは良い事です。もちろん不景気などが今後発生して下落するリスクもありますが、知識を得て意図した運用できている状態は望ましい状態だと感じています。この様なテーマでブログを運営している自分としては嬉しい限りです。
著者:gnc21
東京都在住。Webサイト・スマートフォンアプリのデータ計測支援や分析業務を行う会社員。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。