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【2021年11月】企業型DCの資産評価額構成比と運用実績の振り返り

月が明けたので、11月の企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績を振り返ります。11月はオミクロン株のニュースをきっかけに外国、国内いずれも株式市場が下落トレンドだったため、運用実績は芳しくない結果でした。


11月末時点における運用商品カテゴリー別の資産評価額構成比


11月末の運用商品カテゴリー別の資産評価額構成比は以下のような状態です。
2021年11月の運用商品カテゴリー別資産評価額構成比
10月末と比較すると大きな変化はない状態ですが、外国株式の割合が少し増加しています。月の拠出額の約80%を外国株式に充てているので、80%近くまでは伸びてもらいたいと思っていますが、7月以降はなかなか割合は増えていません(7月の段階では59.5%)。年内はそれほど大きく伸びなさそうなので、来年の半ばごろには70%を超えていれば…と考えています。

また「その他」も若干割合が挙がっていますが、これはREIT運用商品が該当します。7月頃にリバランスで先進国向けのREIT商品の購入割合を10%程度増やしました。不動産系の商品なので不安もありましたが、現時点では意外と順調に運用益を伸ばしてくれています。

11月末時点の運用実績(損益率スコア)


次に運用実績です。過去と同様、損益率をスコアリングしたグラフが以下になります。
2021年11月時点の企業型DCの損益率推移グラフ
※実績管理を本格的に開始した2020年12月末の損益率を「1」として作成した損益率の推移グラフ

11月はまた前月から下落してしまい、6月末時点と同等の損益率となりました。実は中旬ごろまでは運用開始後で最高スコアだったのですが、オミクロン株のニュースをきっかけに11/26以降に株式市場が外国(特に米国)・国内いずれも急下落したことが響いています。マーケットの状況は以下のリンクで詳しく確認できます。
先月のマーケットの振り返り(2021年11月)(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)

そもそもで、7月以降は損益率スコアが上下に激しく動いています。私の場合は国内と外国株式で8割の構成比なので株式市場が2021年下期は不安定な状態だったことが窺えます。ただ、この状況を踏まえたスイッチングはあまり考えていません。昨年12月時点から比較すれば損益率自体は2倍近くまで伸びていますし、将来的に上昇トレンドになれば損益率も再度上昇するであろう、そして株価が下がった月はそれだけ商品の購入数も増えるので安いうちに多く購入しておけばいいや、という程度に考えています。

少し検討している点としては、中国では政府による企業への介入が目立ってきているので、中国の株式も対象となっている新興国向け運用商品の購入割合を減らすリバランスを実行するか、です。新興国の運用商品はこの半年の推移を見ても上昇がみられないというのも気になっています。興味ある方は以下ページのチャートをご覧ください。
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド商品詳細ページ

「iDeCo加入者調査2021」の紹介


最後になりますが、11/20の日付で、特定非営利活動法人確定拠出年金教育協会によるiDeCo加入者向けのアンケート調査レポートが発表になっています。
iDeCo加入者調査2021調査報告書サマリー(特定非営利活動法人確定拠出年金教育協会)

特定非営利活動法人確定拠出年金教育協会はiDeCoナビというWebサイトを運営しており、私も運用商品の下調べでよく利用していますが、今回の様な調査レポートを不定期に発表してくれています。

今回の「iDeCo加入者調査2021」も拝見しましたが、
  1. 運用商品の選択によりiDeCoに対する満足度が異なる
  2. iDeCo以外の税優遇制度の利用状況
  3. iDeCo以外の資産運用状況

これらの状況が掲載されていて、なかなか興味深い内容でした。節税対策を検討している方や、確定拠出年金以外にも資産運用を検討されている方には非常に参考になると思います。

著者:gnc21
東京都在住。Webサイト・スマートフォンアプリのデータ計測支援や分析業務を行う会社員。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。