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運用利回りは再度の下落。2022年4月の企業型DC資産評価額構成比と運用実績

本格的にGWに入り今年は過去2年に比べれば旅行する方も多いだろうと見ていましたが、本ブログのアクセスは意外と多い状態です。大型連休の最中に見直しを考えている人も多いのでしょうか?それはさて置き、月が替わったので4月末時点の運用実績の振り返りをしてみます。4月は米国株式市場が再度下降トレンドに入り、改めて運用利回りが下落しました。

2022年4月末時点における各運用商品カテゴリーの資産評価額構成比


まずは4月末時点の各運用商品カテゴリーの資産評価額構成比です。
2022年4月末時点の各運用商品カテゴリーの資産評価額構成比
3月末と大きくは変わらないですが、外国株式の比率がややダウンしました。拠出額の構成比では70%で設定しており下がる理由は無いため、外国株式の評価額自体が下がった、という状態です。最も影響が大きい米国のマーケット指数をGoogle Financeで振り返ると、以下の様に下落が月末に向け下落していました。
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Google Financeより

より詳細なマーケット市場動向については頼りの三井住友DSアセットマネジメント社のサイトでもまだアップされていませんでした。おそらく週明けには公開されるので、URLを下記に記載しておきます。
週次・月次市場情報(三井住友DSアセットマネジメント)

2022年4月末までの損益率と運用利回り推移


もうこの段階で損益率や運用利回りも良い数値は期待できない状態ですが、過去記事同様に13か月推移を振り返ります。まずは損益率からです。
2021年4月-2022年4月の企業型DCにおける損益率推移

損益率は大きく下落しました。これに関してはポートフォリオの大半を占める「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」や「インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)」の価格下落が要因で、特に後者は為替ヘッジあり商品となるので、直近の円安の恩恵も受けないため下落の影響が強い、という状態です。
【本ブログ参考記事】
円安における為替ヘッジあり商品・為替ヘッジなし商品の特徴を理解する(2022/5/1)

続いて運用利回り(年率換算)の推移は以下の通りです。
2021年4月-2022年4月の企業型DCにおける運用利回り推移
運用利回りも下落しましたが、2022年冒頭の数字は下回っていませんでした。ただ、直近では米国で金利上昇が再度実行される見込み大となっているので、さらに下落する可能性は十分あり得るかな、と考えています。
なお、このGW中、5/4にFOMCが開催され、金利の上昇幅などが見えてくる模様ですが、私自身は楽観視するよりは現実的に見るタイプですので、インフレ抑制のために金利を一定率は上げてくるだろう、そのため米国のハイテク株は下落トレンドが続くことになる筈、という予想です。ですので、5月以降も損益率と運用利回りは良い数字は期待しないです。もう2月末あたりからは「2022年の投資運用は狼狽せずに我慢しながら積立を継続する年」と考えています。

最近始めた新たな投資について


最後に企業型DCの運用とは異なりますが、最近になり新たな投資を開始しました。

  1. クレジットカードによる積立投資(クレカ積立)
  2. エンジェル税制

この2つです。
前者は私は昔からauユーザーですが、au Payカードで積立投資をすることでポイント還元を行うサービスが開始されたので、それを機にカードを作って開始する事にしました。そして後者は税金対策、という視点もありますが私自身はベンチャー企業に在籍していた時期もあり、その際に資金集めの難しさを少しは知っているので、FUNDINOというサイトを通じてベンチャー企業への投資をやってみたくなった、という流れです。
「クレカ積立」「エンジェル税制」の2つは記事として今後作成してみたいと思っています。

著者:gnc21
東京都在住。本業はWebサイト・スマホアプリのデータ計測支援や分析業務を行うアナリスト。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。