開始時の確定拠出年金のおすすめ注力ポイント5選

今回は、確定拠出年金を開始する際のおすすめ注力ポイントを5点ピックアップしてみます。なお、確定拠出年金を開始するか決めかねている場合は、以下の記事をご覧ください。
企業型確定拠出年金で「デメリットしかない」「ひどい」という声が上がる理由について
逆に、既に確定拠出年金を運用済みの場合は、以下の記事をご覧ください。
【運用編】確定拠出年金のおすすめ注力ポイント5選

開始時に必要な手続きの確認


まず企業型確定拠出年金の場合、大体の企業が加入するタイミングを年1回としている筈で、その1回を逃すと翌年まで加入ができなくなります。そのため、加入する際の手続きは事前に確認しておく必要があります。また、加入手続きは期限日の1週間前までには完了するように進めた方が無難です。提出書類の不備があった場合に書類再提出が間に合わなくなる可能性があります。
なお、企業型確定拠出年金と違い、iDeCoは個人型という事もあり加入タイミングは自由です。

  1. 企業型確定拠出年金の開始手続きは事前に所属企業に確認する
  2. 開始に必要な書類は、遅くとも締め切り期限の1週間前までに提出を行う


月々の掛金はどうするべきか


企業型DC、iDeCoいずれも確定拠出年金は月々の掛金の設定は基本として年1度しか変更が行えません。そのため、どの程度の金額を設定するかは悩ましいと思います。そのため開始初年度は「生活費に影響を与えない」金額を設定すると良いと思います。その形で1年間運用を行ってみると「おおよその生活維持費に必要な金額ライン」が見えてくるので、そのラインに合わせて2年目に掛け金を再度設定する、という形が良いと思います。
それでも迷う方は、まずは月5000円で運用を開始してみると良いと思います。月5000円であれば影響は低いと想定されるので、それで様子を見る、という考え方です(なお、実際には最低掛金は3000円です。ただ、3000円だとその後の運用利回りの変化を体感しづらいと思います)。

  1. 掛金の変更は年1回。開始初年度は生活に支障を与えない金額を設定する
  2. 2年目になるとき、1年目の生活サイクルを見直して掛金設定を変更する
  3. 開始時に迷う場合は無難に月5000円で始める


運用商品の確認


運用商品は大きく分けると「元本確保型」「元本変動型」の2種類になり、さらに「元本変動型」の中には「国内株式型」「国内債券型」「海外株式型」「海外債券型」「バランス型」「REIT型」といった種類に分かれます。
ただし、企業型確定拠出年金は企業側が運営機関を選択するので、加入者はその運営機関が用意した運用商品の中から選択する必要があります。実態調査によると、平均で約19本のようです。事前に運用商品のラインナップは確認するようにした方が良いと思います。

  1. 元本変動型」はさらに「国内株式型」「国内債券型」「海外株式型」「海外債券型」「バランス型」「REIT型」に分かれる
  2. 所属企業により運用商品ラインナップは異なる。商品ラインナップはよく確認しておく


運用商品の選択と割合の設定


運用商品の選択については、まずは自身で目標にしていく運用利回りによって変わってくると思います。運用利回りの違いによる運用利益のインパクトはシミュレーションしてみた方が分かりやすいと思います。以下のようなシミュレーションで運用利回りを設定してみて違いを確認すると良いと思います。
なお、大体の企業では、企業型確定拠出年金の想定利回りを2%程度に設定しているケースが多いので、シミュレーションを利用する際の参考にしてください。
加入効果シミュレーション|企業型確定拠出年金|SBI証券

そのようにして運用利回りを設定したら、運用商品を選択した後に割合を設定することになります。割合は月々の掛け金を、選択した運用商品ごとにどの程度のパーセンテージで運用するかを決める行為になります。例えば運用商品4本を選択した場合、均等に振り分けるなら25%ずつに設定します(運用商品ごとのパーセントが100%になる様に設定します)。
運用商品の選択及び割合を決める際に参考になるのは「運用商品の実績」「運用商品の信託報酬」になると思います。運用商品ラインナップには確実に1年間・3年間・5年間などの運用実績と信託報酬の設定が記載されているので、確認して選択すると良いと思います。
【本ブログの関係記事】
企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用商品選択を考える~前半戦

  1. 運用商品の選択に際しては、自身が目標とする運用利回りをシミュレーションなどを使い仮設定する
  2. 運用商品の選択は、「運用商品の実績」と「信託報酬」を鑑みて決定する
  3. 運用商品の割合は選択した商品ごとにパーセンテージを設定して、合計100%になる様にする


開始後に届くWebサイトログイン情報の確認


手続きを進めて確定拠出年金を開始すると、開始後1か月後(2か月後?)くらいに運営機関より自身の運用口座情報などが記載されたハガキが届きます。そのハガキには、運用口座にログインするための情報が記載されており、WebサイトのURLも記載されています。その情報は大切に保管するだけではなく、ハガキが届いたらWebサイトにアクセスしてログインを試しましょう。一度ログインすればその後は1週間に一度くらいは自身の運用実績が見たくなるので、ログインすることが癖になる筈です。
逆に一度もログインせず放置していると、ログイン方法が分からなくなってしまい結果として運用が放置状態になる人が多い様です。確定拠出年金は運用開始後も自身で操作を行い運用調整する機会が多く発生します。まずは一度ログインをしておくと良いと思います。

  1. 確定拠出年金開始後に届くハガキはちゃんと確認する(届かない場合は担当に確認する)
  2. ハガキに記載されたログイン情報を使い、Webサイトで実際にログインしてみる
  3. 最初のWebサイトログインを放置しないこと。放置すると、運用が放置状態となるリスクがある


著者:gnc21
東京都在住。Webサイト・スマートフォンアプリのデータ計測支援や分析業務を行う会社員。
企業型確定拠出年金の運用を2020年より開始。投資運用経験は企業型確定拠出年金のほか、一般NISAによる国内株式の特定銘柄購入、投資信託やETF購入が中心。

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